
皆さん、おはようございます。
今日は昨日に続き、健康食品業界の<ブレークスルー2>と題して、「溶出化技術」についてお話したいと思います。
ただし、単細胞化して細胞の中に成分が閉じ込められたまま提供しない方が良い素材もあります。
細胞の壁が硬すぎる素材です。
細胞の壁が硬すぎると胃の中でも消化されにくくなります。
また小腸でも吸収されにくいと思われます。
消化も吸収もされなかったら成分は体内で利用されません。
そのまま外に出るだけです。
それでは単細胞化にする意味がありません。
この壁をブレークスルーしたのが溶出化技術です。
溶出化技術に適した素材としては細胞の壁が固い一部の植物とキノコ類があげられます。
細胞の壁が固い松の葉などは、あらかじめ酵素の力で細胞の壁を溶かして、中の成分を丸ごと引っ張り出しておきます。
キノコ類にも溶出化技術を用います。
アガリクスを例に取るまでもなく、キノコ類には様々な有効成分が含まれています。
その中で特に注目されるのが、どんなきのこにも含まれるβ・グルカンと言う成分です。β・グルカンは免疫力をアップさせます。
きのこには免疫力を高めると同時に優れた抗腫瘍効果があると言われますが、それはきのこ特有のβ・グルカンと言う成分が含まれているからです。
β・グルカンはがん細胞の増殖を防ぐ作用を持つとされ、実際、しいたけから抽出されたレンチナンと言う多糖類(多糖類は食物繊維の一種β・グルカンも多糖類)には免疫を高める効果があるといわれています。
ただ、残念なのはキノコをいくら一生懸命食べても、人はβ・グルカンを引っ張り出す消化酵素を持っていないので利用できません。
ではβ・グルカンはどこいくか。
きのことともに便として排出されてしまいます。
そこで私はキノコを丸ごと酵素によって溶かしました。
このとき熱は使いません。
熱を使うと成分が変化してしまうからです。
溶出化技術を使うときのこ本体からグルカン類を効果的に抽出することができ、きのこ全体に含まれるグルカン類を90パーセント近く取り出してエキスにすることができます。
しかもこのエキスはβ・グルカンと言う単なる物質ではない、きのこの中の成分が丸ごと溶け込んだエキスです。
このエキスが口から入ってきたら、細胞体は「キノコが入ってきた!」と喜びます。
これだけで免疫がアップし、さらにβ・グルカンが有効に働きます。
私たちの溶出化技術は、きのこの固い壁を酵素で溶かすことによって有効成分を十分に引っ張り出し、さらにキノコの成分も丸ごとすべて引っ張り出す技術です。
これによって通常の食事では利用しにくかったキノコの有効成分をより利用しやすいという付加価値をつけた「食」の原料を作ることができたのです。
ただし、ここで断っておかなければならないのは、きのこのエキスに抗腫瘍効果や免疫力を高める効果があるといっても、抗がん剤ほど強力なものではありません。
やはりがんと診断されたら、きちんと治療することが大切である事は言うまでもありません。
がんなどをの病気を治すものは、抗がん剤などの薬しかないのです。(若山祥夫博士:「若返る食べかた」より引用)つづく
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